徒歩の所要時間
不動産の広告などで、「〇〇駅徒歩3分」のような表記があるかと思いますが、「不動産の表示に関する公正競争規約」などで、以下のように算出基準が設けられています。

■道路距離をもとに算出
2地点間の「直線距離」ではなく、実際に通るルートの「道路距離」をもとに算出します。
例えば、川が途中にあり迂回して橋を渡る必要がある場合などは、その実際の距離をもとに算出し、逆に地図上ではわからないような近道がある場合でも、通常の徒歩ルートの距離をもとに算出します。さらに、歩道橋、踏切、坂道、信号の待ち時間の長さなどは考慮されず、あくまで道路距離のみをもとに算出します。

■「徒歩1分」=「80m」として算出
徒歩による移動は、道路距離80mにつき1分間を要するものとして算出し、計算時に1分未満の端数が出た場合は小数点以下は切り上げて1分とします。
例えば、道路距離が200mの場合は「徒歩3分」となり、駅から10mの物件でも「徒歩1分」と表示する必要があります。

■地下鉄は出入口、オフィスビルは敷地出入口が起点
都内ビジネスエリアのオフィスの場合、地下鉄の駅からの徒歩時間が記載されていることが多いですが、駅の起点はホームや改札ではなく、物件に一番近い出入口からの道路距離をもとに算出されるため注意が必要です。同様に、地上駅の場合には、駅舎の出入口からの道路距離となります。
一方で、オフィスビルの起点としては、敷地の出入口となるため大型ビルになるほど、入居フロアまでの距離が長くなるため併せてご注意ください。


以上より、実際の所用時間は歩いてみないとわからない部分があるため、不慣れなエリアでの物件探しの際には、契約前に駅から実際に歩き所用時間をお確かめいただくことをおすすめいたします。
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