原状回復
オフィスを移転する際、テナントはオフィスを入居前の状態に戻す義務があります。この工事を原状回復工事といい、テナントの費用で入居後に新設した設備やパーテーションなどの造作、テナント所有の備品等を撤去し、壁面、床、天井の汚れ等を改修しなければなりません。
多くのビルは原状回復やその他の工事に関して、施工業者が予め決まっている場合があり、他社との競合が無いため工事費用が高くなりがちです。そのため、契約段階でテナント側で業者選定に関与できるように交渉するか、業者選定が難しい場合でも値付けについて相談できるようにすることがオススメです。原状回復工事は、借りた時の状態に正しく戻すことが目的の工事です。したがって必要以上に高価な工事をする必要はありません。
また原状回復は契約満了までに、終了させることが必要なケースがほとんどです。そのため、原状回復に1ヶ月間必要な場合は、そのオフィスを使用できるのは契約満了の1ヶ月前までとなります。

■原状回復工事のチェックポイント
・契約書に「原状」についての具体的な仕様説明があるかどうか。
・契約書に原状回復の工事業者が予め指定されているか。
・原状回復工事の期間がどのくらいなのか。
この3つのことを確認して、移転のスケジュールを決定します。

■原状回復工事の主な工事項目
床…タイルカーペット、プラスチックタイルなどの張り替え
壁…クロスの張り替え、再塗装
天井…クロスの張り替え、再塗装
給湯室・トイレ…クリーニングおよび設備の交換
照明…蛍光灯などの管球を新品に交換
ブラインド…入居時に設置されていたものはクリーニング
窓枠・ガラス等…破損箇所の修復とクリーニング
備品:テナントが増設したパーテーションやデスク、カウンターなどの撤去
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